食生活をサポートしてくれる「タイガーナッツ」 – スーパーフード

Pocket

ナッツではない?「タイガーナッツ」とは

スーパーフードとして注目を集めている「タイガーナッツ」は、その見た目でナッツと呼ばれていますが実はニンニクやショウガなどと同じ野菜。

イネ科で草丈1m前後の植物で和名を「ショクヨウガヤツリ」、その塊茎(かいけい)部分が「タイガーナッツ」と呼ばれます。
塊茎(かいけい)とは、地下茎が肥大し養分を蓄え塊状になったものです。

ですので、タイガーナッツはナッツでなく野菜に分類されています。自然で素朴な甘さがあり、食感は繊維質で歯ごたえがあります。

タイガーナッツ
タイガーナッツ

古代から食用として親しまれ続けているタイガーナッツ

オックスフォード大学の記事(2014年1月9日付)「Ancient human ancestor ‘Nutcracker Man’ lived on tiger nuts」によると、研究により遡るほど240万年前から140万年前の間に生存していた古代人も常食していたと発表しています。

現代では地中海沿岸域や西アフリカで食用として栽培されており、スペインではオルチャータ(タイガーナッツミルク)という飲料としても親しまれています。

自然な甘さがあり繊維質で歯ごたえあり

和三盆のような品の良い自然な甘さがあります。食感はナッツのようにカリカリとはせず、繊維質でとても歯ごたえがあるので、よく噛んで水分と一緒に食べましょう。

食事前に数粒食べておくと食欲抑制効果があり「食べすぎ防止」にもなります。
食物繊維やカリウムなどを含むので、腸内ケアをしながら不要なものを排出してくれるデトックス効果にも期待できます。

詳しくその含有成分を見ていきましょう。

タイガーナッツ(皮なし)の成分一覧

下記は、皮なしタイガーナッツを販売する複数メーカーが発表している分析値を平均したもの(分析値 100g中)です。

不要なものを出し腸を整える「食物繊維」

偏食やダイエットすると不足しがちな食物繊維。このうち不溶性食物繊維は胃や腸で水分を吸収し大きく膨らみ、腸を刺激し便通を促進。体に不要なものを一緒に排出してくれるデトックス効果が期待できます。また水溶性食物繊維は生活習慣病予防に役立ちます。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2015年版」では、18~69歳の年齢層で食物繊維の摂取目標量を男性20g以上、女性18g以上と設定しています。しかし20歳以上の日本の食生活では1日当たり摂取量が平均、男性15.2g、女性が14.3gと下回っているのが現状です。

脂質をさらに詳しく分けると

一価不飽和脂肪酸である「オレイン酸」

タイガーナッツにオレイン酸の含有量が多く、血中の中性脂肪やコレステロール値の調節をサポートするのに役立ちます。「オリーブオイル」にも多く含まれている脂肪酸です。

コールドプレス抽出方などでオイルにしたものが「タイガーナッツオイル」として商品化されています。オリーブオイル同様 主要な成分の60~70%前後(※)がオレイン酸のため、酸化しにくく加熱にも強いため調理にも適しています。
※メーカーによって異なる

一方、ミネラルの含有量は

むくみ改善を助けてくれる「カリウム」

細胞内液の浸透圧が一定に保たれるように調節してくれるカリウム。 野菜や果物、豆類等に多く含まれており、余分な水分調整(むくみの改善)を助けてくれます。

加工食品を多く食べる人や、夏など汗を多くかく季節に不足しがちな成分です。三度の食事をしっかり取りつつ、タイガーナッツなどでカリウムを補給をするのもいいでしょう。

食生活をサポートしてくれる「タイガーナッツ」

近年の日本の食生活で不足しがちな栄養素を補い、かつ腸内環境を整えるのにも役立つ「タイガーナッツ」。
いずれかの含有量だけが多いのではなく、バランスよく含まれているのがスーパーフードと呼ばれる理由です。 これだけ食べれはOKという食材はありませんので、日々の食事をバランスよく摂るように心がけましょう。

タイガーナッツは、「皮付き」「皮なし」問わず、「粉末」や「オイル」に加工されても、その栄養価が大きく失われることはありません。
特に粉末状にしたものは、グルテンフリーを求める人にとって「小麦粉の代替え」としても注目されています。
他のスーパーフードに比べクセもなく、普段の食事に取り入れやすいのも特徴です。

Pocket

This entry was posted in FOOD(エシカルフード) and tagged , , , . Bookmark the permalink.