腸内をケアする「アップルペクチン」と美容効果を期待できる「アップルポリフェノール」

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1日1個で医者いらずといわれるほどリンゴには健康・美容に役立つ成分が多く含まれています。腸内ケアに役立つ「アップルペクチン」や、アンチエイジングなど美容効果も期待できる「アップルポリフェノール」、「カリウム」「リンゴ酸」などです。

今回はその中でも「アップルペクチン」「アップルポリフェノール」について、その美容・健康効果をみていきましょう。

「アップルペクチン」とは?

アップルペクチン(リンゴペクチン)はリンゴに含まれる水溶性食物繊維です。リンゴの皮の部分に多く含まれ整腸作用などが期待できます。
食物繊維は、(A)水に溶けて便を柔らかくする水溶性食物繊維と、(B)体内の水分を吸収して膨らむ不溶性食物繊維の2種類がありますがアップルペクチンは(A)に当てはまります。

腸内ケアに役立つ「アップルペクチン」

アップルペクチン(食物繊維)が腸内細菌に分解させて腸壁を刺激し、不要なものを体外に排出するように促すなど「腸内環境」を整えてくれます。
アップルペクチンは、腸内の善玉菌増加や悪玉菌の繁殖を防ぐ効果があります。

ペクチンの静菌効果の比較
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他のペクチンとの比較|有限会社アップルペクチン研究所

ある研究結果(※1)では、健常者14名を対象にアップルペクチンを1日約8.4g摂取させ、総コレステロール値と悪玉コレステロール値の10%減少の成果が得られているそうです。

腸内の環境:
腸内のビフィズス菌などの善玉菌を増やす。また、腸内環境を整える作用もあるため、便秘や下痢の症状が改善、体内の毒素を体外に排出する
成人病対策:
脂肪分が吸収されるのを防ぎ、コレステロールや中性脂肪の値を下げるため、動脈硬化などの予防に役立ちます。
便秘を解消する食べ物アップルペクチン – スキンケア大学

また、食物繊維の粘性により胃腸をゆっくり通過するので、食べ過ぎを抑制したり血糖値の急な上昇を抑制する効果もあります。

加熱された「アップルペクチン」は、アンチエイジング効果に優れる

また他の研究では(※2)アップルペクチンを加熱することにより、その効果を増すことが確認されています。それによるとアップルペクチンはオリゴ糖がたくさん集まってできた多糖類であり、加熱することによりオリゴ糖の活性度が増し、活性酸素を強く抑制することが分かりました。

加齢を早める原因の1つ「活性酸素」を抑制(抗酸化)するため、アンチエイジング効果に期待ができるというわけです。食べるときは「皮ごと焼きリンゴ」などにしていただくのもいいでしょう。

「アップルペクチン」だけでなく「アップルポリフェノール」にも同様の効果が期待できますのでみていきましょう。

美白・美肌をサポートする「アップルポリフェノール」

ストレスや加齢の原因となる活性酸素を抑制し、アンチエイジング効果など期待できる「アップルポリフェノール」は、特に熟していないリンゴの皮に多く含まれ、アレルギー症状(花粉症・アトピー性皮膚炎など)を緩和する作用も認められています。

アンチエイジング効果が期待される理由は「プロシアニジン」の含有量です。プロシアニジンはカテキンがいくつか結合した構造をもつポリフェノールですが、下記図の通り抗酸化作用が他と比較すると飛びぬけていることがわかります。

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空気に触れている面は茶色くなっても、中身はみずみずしくてフレッシュな状態がキープされる。大切な種子を守るために、りんごの実には抗酸化成分であるポリフェノールが含まれている。 美の鍵を握る「りんごポリフェノール」|ELLE

長寿効果や美白効果、体脂肪を減少させる効果、抗アレルギー効果など、多くの美容効果が認められている。「2段階に渡ってメラニン生成を抑制する働きがあるため、しみを薄くするといった美白効果にはかなり期待がもてる成分といえます」。
美の鍵を握る「りんごポリフェノール」|ELLE

肌老化の原因の一つは活性酸素にありますので、抑制効果が期待できるアップルポリフェノールは普段から摂取しておきたいところです。

「アップルポリフェノール」はストレス低減にも役立つ

近年では、抗酸化力が高いアップルポリフェノールがストレス低減や疲労軽減に効果があることが分かりました。「通常より早く老化するマウス」にアップルポリフェノールを与えることで寿命がのびることなど、その研究は日々進められています。

リンゴに含まれるポリフェノール成分が人間の酸化ストレス因子を低減する効果があることが、このほどアサヒグループホールディングスらの研究で明らかになった。
リンゴに含まれるポリフェノール成分が人間の酸化ストレス因子を低減する効果があることが判明 – 2014/06/06

また、近年では毛穴の活動を活性化させる作用も分かり 育毛・発毛を促すとも言われています。

「1日1個で医者いらず」というように、一度に多く食べるのではなく継続していただくことで効果が期待できます。

アップルペクチン、アップルポリフェノールは皮部分に多く含まれているので、リンゴを食べるときは丸ごと、皮は軽く洗うか、減農薬などのリンゴが良いでしょう。野菜洗浄するなら、重層もありますが「ホタテの貝殻粉」もおすすめです。

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