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お口もケア、免疫機能の維持を助ける「歯みがき」習慣
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感染症が心配なので、うがい、手洗い、マスクをしています。
いいですね。合わせて「歯みがき」や「舌を洗う」も忘れずにしてくださいね。
舌…も?
身体の入口である、鼻や口・喉の粘膜は一番最初にウィルスの侵入を防御してくれます。
歯みがきと感染症の関係
食事の後は口の中に細菌が増殖しやすい環境になっています。
口の中を不衛生にし細菌が増えてしまうと、歯間や歯の表面に歯垢(プラーク)がたまり、歯ぐきに炎症がおきるだけでなく、粘膜にウィルスを侵入しやすくする酵素(プロテアーゼやノイラミニダーゼ)も一緒に増えてしまいます。
そのような状態が続くと、口の中の粘膜が持つ免疫機能が弱り感染症を招きやすくなります。
しっかりお口のケアをしていた人たちは、インフルエンザにかかりにくい。という報告もあります。
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口の中のうるおいも大事
口の中の「うるおい」もとても大事です。
唾液には粘膜を保護してくれるたんぱく質の一つムチンが含まれており水分と一緒に傷ついた粘膜を修復してくれます。
ですので、唾液の減少は細菌の増加を促してしまうので、ご飯はよく噛んで食べたり、唾液腺をマッサージするなどして口の中のうるおいを保ちましょう。
歯みがきの適切なタイミング
歯間や歯の表面だけでなく「舌の上」にも細菌は多く存在します。
新型コロナウィルスは、舌の上に多く存在しているACE2受容体(アンジオテンシン変換酵素)によって細胞内に侵入するとも言われています(2020年5月時点)
就寝中、唾液の量が減る時間帯に細菌とウィルスが増えないように…特に寝る前は、歯みがきと舌を洗うのを忘れないようにしましょう。
口から気管、肺…とウィルスの侵入を入口でしっかりと食い止めるために、歯みがきは有効な手段です。
歯みがきの時に舌も洗うようにします!
舌専用の歯ブラシを用意してもいいですね
健康維持・増進のために、虫歯でなくても定期的に歯科検診も受けましょう。