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効果的な紫外線対策ができる「UVインデックス」をご存じですか?
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UVインデックスとは「人体に影響をあたえる紫外線の影響度」でUV指数のことです。「UVインデックス」を知っていれば紫外線対策を効果的におこなえます。
UVインデックスを使えば
紫外線対策に役立つ
世界保健機関(WHO)ではUVインデックスをもとに紫外線対策をすることをすすめています。世界共通のこの指標は、日本では環境省の「紫外線環境保健マニュアル※」内で服装など具体的な対処方法が語られています。
※[PDF]紫外線環境保健マニュアル 2008年改訂版
UV指標は1〜11+まで。
太陽から放射され地上に達する紫外線の量は、上空のオゾンによる吸収、空気分子による散乱、エーロゾルによる散乱・吸収、地表面の反射などの影響を受けて変化します。
その中で地上に到達する波長別の紫外線強度と人体への相対的な影響度をもとに計算しているのがUVインデックスです。
UV指標は1から11まであり、11以上は11+として表しています。
このUV指数をもとに、外出時の服装や日焼け止めの有無を決めていきます。気象庁では天気予報などと一緒に紫外線情報をを発表していますが、より詳細なものは「気象庁のサイト」で確認することができます
日本にはまだ紫外線教育が「ない」?
なんとなく紫外線はよくないイメージはありますが学校などで教わることはありません。オセアニアや米国など日本より紫外線量が多い国では1990年代から紫外線教育が行われています。
現地のテレビなどをみていると「バーンタイム(Burn Time)」情報が天気予報などと一緒に流れます。これはそのまま「陽にあたってよい時間」を意味します。
アメリカ環境保護局(EPA)では、「SunWiseプログラム」という紫外線対策を1998年から立ち上げ、特に子供たちを紫外線の被害から保護 … カナダに於いても、天気予報で紫外線警報により、1992年からバーンタイム情報を流して注意を喚起しています。
子供の紫外線対策(諸外国)子供用サングラス選び方
「UVインデックス」と「バーンタイム」をもとに日々の紫外線対策を行います。例えば「帽子をかぶらないなら遊んではだめ(ノーハット、ノープレイ!)」などの標語をかかげ、「日焼け止め」「長そで着用」「サングラス着用」のタイミングを子どもの時から教育しています。
「紫外線対策アプリ」を活用しても
毎回気象庁の情報をチェックできない時は、スマートフォンアプリを利用するのもよいでしょう。いつでもUVインデックスが確認でき、日焼け止めのSPF値/PA値も教えてくれます。
UVインデックス視覚的にみせ、どのような日焼け止めを選べばいいのかも簡単に分かります。また、一週間予報がありますのでお出かけ前にも活用にできます。
なんとなく…ではなく、UVインデックスを確認して日頃の紫外線対策をしっかり行っていきましょう。