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チョコが食べたい!は栄養バランスを崩しているサイン?
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無性にチョコレートが食べたくなる…。
それは ある「必須ミネラル」が不足しているサインかもしれません。
チョコレートの他には、睡眠中に足が「こむら返り」痛くて飛び起きたり、不眠が続いたり…。
このような状態に当てはまる人は、必須ミネラルである「マグネシウム」が不足している可能性があります。
必須ミネラル「マグネシウム」
自らの身体の中で作ることができない「必須ミネラル」は、普段の食事で補う必要があります。
他のミネラルや体内の300以上の酵素の働きに欠かせないマグネシウムは、「海藻類」「ごま」「アーモンド」「落花生」「緑色が濃い 葉野菜」などに多く含まれています。
筋肉の動きを調整したり、神経の興奮を鎮めたり骨の形成を助ける働きもあり、マグネシウムが欠乏すると身体のだるさやむくみ、不眠を感じやすくなります。
「マグネシウム」不足、
7つのサインを見逃さない
アメリカのサイト「mindbodygreen」より「マグネシウム」が不足している時に現れる 7つのサインが紹介されています。
1.こむら返る、筋肉が痙攣する
マグネシウムは筋肉の緊張を和らげ、神経伝達を助けます。2.寝つきが悪い、睡眠中に目が覚める
リラックスや良質な睡眠のキーとなるマグネシウムが不足すると不眠症になることもあります。3.チョコレート依存
無意識に身体に求めている場合、チョコに含まれるマグネシウムを欲しているからかもしれません。4.不安感
寝つきが悪い時 同様、リラックスがしにくい状態にあるときはマグネシウム不足の可能性があります。5.高血圧
カリウム、カルシウムと並び血圧を調節するミネラルであるマグネシウムもとりましょう。6. 不整脈
マグネシウムは血管が痙攣性の収縮を起こし血液の流れを悪くするのを防ぎます。7. 便秘
参考:mindbodygreen
体内の酵素の働きに欠かせないマグネシウムは大腸内の水分を調整し排便を助けます。
「マグネシウム」を意識的にとる
身体の中で作ることができない「マグネシウム」は、成人の所要量300mgを普段の食事から補う必要があります。
加工食品はミネラルを多く含まないため、先述した「海藻類」「ごま」「アーモンド」「落花生」「緑色が濃い 葉野菜」などを日々の食事に追加しましょう。
ストレスや大量のアルコール摂取も「マグネシウム」不足を招きますので、ご無理はほどほどに。
※サプリなどで摂取する場合、1日あたり3000㎎以上とると下痢、筋肉のけいれん、血圧低下、腹痛などの症状が現れることがあります。
※抗うつ薬、抗不安薬などの向精神薬を処方されている人、心臓の病気を治療中の人、高血圧を治療中の人は自己判断せずに食事メニューを医師に相談してください。