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爽やかレモン・コーディアル(cordial)で、夏バテに負けない身体に♪
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高温多湿の日本の夏は、身体も重く気分もシャキッとしないもの。食欲もなく無気力に…そんな「夏バテ」になる前におすすめするのが「レモン・コーディアル」です。
コーディアル(cordial)とは？
コーディアル(cordial)とは、ハーブエキスや濃縮果汁を水や湯などで割って飲むドリンク。身体を活気づけ、心から元気にすると言われています。
もともとはハーブをアルコールに漬けた飲み物であったコーディアル。千年を優に越える時を経て、ハーバリストが活躍するイギリスで、摘みたてのハーブや新鮮な果物を原料としたノンアルコール飲料にかたちを変えて飲み継がれています。
生活の木
今回材料につかうレモンには、多くの「ビタミンC」が含まれています。このビタミンCは、夏の強い紫外線ストレスなどにより発生する活性酸素を除去し、コラーゲン生成をうながし肌を健やか保つ効果も期待できます。
また同様に含まれる「クエン酸」は、老廃物を排出し代謝を活発にします。
代謝がよくなると内臓が活性化するため、疲労感が少なくなり食欲もでます。
自宅で作る「レモン・コーディアル」レシピ
そんなパワフルな「レモン」で、コーディアル(cordial)を作り夏に備えましょう。
レモン香りには、頭をスッキリとリフレッシュさせ集中力や記憶力をよくする効果もあります。
以下はオーストラリアのgoodfood.comに紹介されていたレシピです。
≪材料≫ 7～10個のワックスのないレモン、650g グラニュー糖
≪下準備≫ 約1リットルほどのお湯を沸騰させておきます。
≪作り方≫
（1）4個のレモンをよく洗い皮をすりおろします。ピーラーでむいても可
（2）残りのレモンは沸騰した鍋に丸ごと入れ1分ほど入れてから取り出します。
（熱湯につけることで絞った時により多くの果汁がとれます）
（3）レモンを入れていた熱湯は捨てずにとっておきます。
（4）熱湯から取り出したレモンと(1)で皮をむいたレモンを絞ります。
（5）別の鍋に、(4)のレモン汁、砂糖、(1)のすりおろした皮、(3)のお湯(500ml)を入れ。ゆっくりと温めながら砂糖を溶かして沸騰させます。
（6）砂糖が溶けきったら、(3)のお湯(500ml)を追加し沸騰させます。
（7）沸騰したら火からおろし、粗熱をとってから茶こしなどでこします。
（8）殺菌した保存瓶に入れ密閉します。湿度の低い冷暗所・冷蔵庫で保存します。（4か月ほど持ちますが作ったら早く飲みましょう）
夏は冷蔵庫で保存しましょう。 飲むときは水などで4倍に薄めていただきます。
もっとヘルシーに作りたい人は
◎レモンは皮ごと使うので有機栽培を。
ヘタが緑色で果皮にハリとツヤがあり、香りの良い重みのあるレモンを選びます
◎砂糖はグラニュー糖でなく、素焚糖(すだきとう)などに置き換えて。
※素焚糖：さとうきびのミネラルと風味を残しつつ黒糖ほど強いクセがない砂糖。上白糖、グラニュー糖、三温糖とは精製方法が異なります。
短時間の加熱では、レモンのビタミンCはほとんど破壊されないと言われていますが「レモンを熱湯に長くつけすぎないように」「長時間 煮詰めすぎないように」気を付けましょう。
レモン・コーディアルを使ったドリンクレシピ
◎炭酸水で割り、ショウガのしぼり汁を加えれば「夏の冷え症対策」に
◎ココナッツウォーターでコーディアルを割れば「デトックスウォーター」に
◎ペパーミントをそえて、香りの相乗効果をアップ「集中力」を使う前に
◎常温のお水で割って、寝起き一番に飲む「モーニングウォーター」に
レモン 代表的の成分の効果・効能まとめ
| 食品名 | 代表的な成分 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| レモン | ビタミンC | 紫外線やストレスなどによる活性酸素除去、抗酸化作用、美肌効果、肝臓機能サポート、解毒効果、イライラを鎮める、病気予防 |
| クエン酸 | 疲労回復(老廃物を排泄し代謝が活発になった結果、各内臓器官が活発化するため）、高血圧予防、食欲増進 | |
| カリウム | 体内の毒素を排出、血圧を下げる働き | |
| ルチン | 動脈硬化予防、血圧を下げる働き |
スッキリ爽やかなレモンパワーで、夏を元気に乗り切りましょう。
