Lifestyle
おしゃれで軽いマイボトル、使う前に知っておきたいこと
更新日:
公開日:
節約も兼ねてマイボトル復活です。オフィスの給湯室のは熱湯がでるのでお茶もつくれます♩
それは、いいですね! でも、プラスチックボトルに熱湯は…
フルーツを入れて一晩おいて、フォンダンウォーターを作るのにも使ってますよ
プラスチックボトルの特徴
軽くて丈夫、カラフルで透明感のあるプラスチックのボトルやタンブラー。マイボトルとして利用することが多いと思います。
しかし、その原料には添加剤や可塑剤としてBPA(ビスフェノールA)とDEHP(フタル酸エステル)という物質が使われています。これらは1996年ごろから健康上の問題が指摘され「環境ホルモン」の疑いがあると言われ続けている化学物質です。
例えば、カナダではBPA(ビスフェノールA)の新生児や乳児に対する健康影響の可能性を考慮しプラスチック製の哺乳瓶の禁止や厳しい基準設定をしているほどです。
BPA(ビスフェノールA)は、以下のようなことがきっかけでボトルやタンブラーなどの容器から溶け出し体内にはいっていきます。
- 電子レンジや熱湯による「熱」による劣化
- 柑橘類や油脂よるひび割れや変質
- 凍らせたり、洗ったり、繰り返し使うことによる劣化
プラスチックボトルの「使用上の注意」はしっかりチェックしてから使いましょう。
BPA(ビスフェノールA)とDEHP(フタル酸エステル)は、ボトルやタンブラーだけでなく、電子レンジ対応容器などのプラスチック(ポリカーボネートやエポキシ樹脂)製品にも使われています。
BPAフリーの表記を確認
日本では食品衛生法によりBPA(ビスフェノールA)は規格基準が定められており、深刻な健康被害を受けた事例は今のところありません。
しかし、多くの動物実験や研究報告で内分泌系や生殖機能などに影響を与える懸念があることが報告されています。
輸入ベビー用品で特に見かけることがあるかもしれませんがボトルや容器のラベルに「BPA FREE」「TOXIN FREE」などと記載があるので参考にしましょう。海外のプラ製品に多く「BPA FREE」と記載がある理由はそれだけ消費者がその物質を意識してモノ選びをしているからです。
ただ「BPAフリー」といっても、その代わりに使われている化学物質BPS(ビスフェノールS)も同様の害が不安視されています。
持続的に使うことで健康影響の可能性があるのならば、わざわざそのリスクを「選択」する必要はないのかもしれません。
ステンレスやガラスという選択も
健康上の懸念もありますが、環境問題という面でも今後プラスチック製品の利用は世界で規制されていくようになります。
EUは2021年から、カナダは2021年をめどに、中国は2022年までに「使い捨てプラスチック」の禁止を目指しています。各国で「使い捨てプラスチック」の該当製品は少し異なりますが買い物袋や食品容器・ストローなどがそれにあたります。
プラスチックボトルは軽くて丈夫、おしゃれで安いけれど…ステンレスやガラスで作られたボトルやタンブラーもこれからの選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか。
うーん。ちょっと途中ついていけなくなりましたが、ボトルだけでなく、電子レンジで使うお弁当箱もチェックします。
お弁当箱こそ、冷凍して、電子レンジで温めて…の繰り返し利用ですからね。